ハイキングや登山ではザックを背負う。
後ろから見ていると、パッキングが上手なスカウトとそうでないスカウトがわかる。
上手なスカウトはザックがピッタリと背中についている感じがする。
そうでないスカウトの場合は、ザックがお尻のあたりまで下がっている。
短距離なら影響はすくないけど、長い距離を歩くとダメージが大きくなる。
基本的によく使うものは上にいれるし、重いものも上に詰める。
ザックの下には、あまりつかわず、かつ、重くないものを詰めるようにする。
それと、最近のザックには腰ベルトがついているから、しっかりと腰で固定すると良い。
昔はザックを肩で担いでいたが、最近は、腰で担ぐといわれている。
小学生だと体が小さいので、ザックの方が大きい場合がある。
親としては、すぐに体が大きくなるので、どうせなら大きめのザックを買っておこうという心理が働くね。
体に合わないザック。
肩でザックをあわせると、腰ベルトがおしりの方まで下がってしまう。
かといって、腰の位置でザックをあわせると肩が浮いてしまう。
どうしてもずれるときいはタオルを巻くなどして隙間を詰めるしかない。
こんなザックでキャンプなどに出かけると、スカウトはヘトヘトになってしまう。
昔、あるスカウトのザックが、あまりにもおおきいものだから、しゃがんだときにザックが前に落ちてしまった。
そのまま前へお辞儀した格好で頭が地面についてバタバタ。ケガがなかったからよかったものの、
これが登山だったら大変だった。山の中だったらでんぐり返り。
親はたぶん知らないだろうね。
すぐに買い換えるものでもないから体が大きくなるのを待つしかないか。
スカウトは勇敢である。
弥栄