次の日曜日は20団の「耐寒登山」。
各隊の連絡網では、持ち物に「カップ麺」というのがある。
昼食時に集まって、おにぎりとカップラーメンを食べる。
寒いので温かい食べ物が良い。体があたたまる。
お湯は、サポート隊が用意することになっている。
ボーイ隊くらいになると、自分たちで準備するのが普通だ。
通常の活動でバーナーくらいは扱いに慣れている。
できないのは、ビーバー隊、カブ隊。
先輩スカウトや指導者が用意したお湯でラーメンを作る。
そこで問題となるのが、カップラーメンの種類である。
なんでもいいわけではない。
これからは、私個人の意見。
耐寒登山で持ってくるカップラーメンは、次の条件をクリアしていること。
「単純にお湯を注ぐだけで、出来上がるタイプのもの」
である。
例えば、粉末スープや液体スープがついているタイプのカップラーメンは好ましくない。
なぜか。
雪が舞い散るような状況で、あるいは、風が強く吹いているような状況のとき。
粉末スープや「かやく」が別入れだったら、一つ一つスープの素とか具の入れ物を開けていかないといけない。
だから、手袋をしているビーバー隊やカブ隊のスカウトには手間がかかるのだ。
それに、ゴミが増えるし、風が強い日などは、ヒラヒラとそれ自体が飛んで行ってしまう。(必ず何人かはそんなスカウトがいる)
以前、お湯の二度捨てタイプのカップ麺(たしか、焼きそばだった)をもってきたスカウトがいた。
せっかく用意したお湯が無駄だし、使ったお湯をそのあたりに捨てるのも環境に優しくない。これはだめだ。
最近のカップラーメンは、こだわりのあるものが増えてきた。
でも、それって、屋内で食べることを想定してるんだと思う。
寒空の下で食べるカップ麺は、それだけでご馳走。こだわりがある。
弥栄