【氷ノ山キャンプ】 VS隊は滝に打たれる!

スカウト活動

2010年の氷ノ山キャンプの報告です。

■ 滝に打たれる
豊中20団のベンチャー隊。
いつもは豊中6団と合同で活動することが多いのだが、今回は自団が35周年記念団行事ということなので単独である。それに同じ時期に15NJが重なっている。
今回の団行事では、ベンチャー隊らしいプログラムはなく、どちらかというとボーイ隊の支援に回った。
8月6日の午後2時過ぎ。
それまで汗だくになってサイトの設営の手伝いをしていたベンチャー隊。
あまりの暑さに、近くの滝に水浴びに行こうということになった。
福定親水公園から5分ほど上流に歩いたところに滝があるのだ。
すでに外気は35度を突破していて、汗が体中から滴り落ちている。
水温は20度前後だと思うが、体感温度は氷のよう。

カメラを他のリーダーにお願いして、みんなで記念撮影しようということになった。
N君は、最初から滝に入るつもりはない。絶対無理だと言っている。
それに水着も着てきていない。
ま、しかたないか。3人で写真撮ろう。

まず隊長の私が滝に入る。(写真左)
心臓発作が起こるのではないかと思うくらい冷たい。
しかし、そこは根性で滝の中に入る。
大声を出さないと冷たさに耐えられない。叫ぶというのが正しい表現かもしれない。

次に入ったのがT君だ。(写真左から二人目)
ベンチャー隊の最年長スカウトだけあって、すんなりとやってきた。

3番目は、H君。(写真右から二人目)
ん? 冷たい?。 
これはやばいっす。と弱音を吐いてなかなかやってこない。
少しずつ水の中に入ってくるのだが、腰より上にはつかろうとしない。

「冷たいから早く来い!」「これ。やばいっすよ。」
叫んでもなかなかやってこない。
こっちは体が冷えてくる。

すると、それまで高見の見物を決め込んでいたN君がむくっと立ち上がった。
「なにぐずぐず言うてんねん。俺が見本みせたるわ。」
と、いきなり服を脱ぎ始めた。 えっ….?

そして、パンツ一丁になった彼は、いきなり滝ツボにじゃぶじゃぶと入ってきたではないか!(写真右)

「うわっ、プレッシャーや!」とH君。
そう、滝つぼには絶対入らないと確信していた先輩スカウトが、しかもパンツ一丁で突入するという、いかにも男らしい行動に出たもんだからH君も覚悟を決めた。

「絶対、やばいっす。」と大声を上げながら滝つぼに入ってきた。
そう、君は神道章で滝に打たれたのだろう。えっ、打たれてない?
ま、そんなことはどうでもよろしい。

かくして、日頃の邪念を振り払うべく、ベンチャー隊は滝に打たれたのであった。

思い起こせば、今から5年前にも高知県の早明浦ダムでのサバイバルキャンプから、この同じキャンプ場までやってきた。
そして、同じように滝つぼで写真を撮った。

あの時と同じことしてるやん!(俺って進化してないかも)

でも、愉快だ。

スカウト活動
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