【兵庫】六甲全山縦走 1日目 2016

スカウト活動
須磨アルプスを歩くスカウト達

2016年5月のVS活動の報告です。

記録:2016.05.04
天候:晴れ
場所:六甲全山
出発:須磨浦公園駅
到着:市ヶ原
地図:山と高原社「六甲・摩耶」
道程:[1]須磨浦公園駅→[2]馬の背→[3]鵯越駅→[4]菊水山→ [5]鍋蓋山→ [6]→[7]市ヶ原
歩行:10時間
歩数:35071歩
距離:約25Km
駐車:対象外
トイレ:ポイント毎にある。
備考:
BV:★(向いていない)
CS:★(向いていない)
BS:★(向いていない)
VS:★★★(行くべきである)
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スカウトには、15kgを背負うように指示してある。不足分は水で調整。
実際には10kg程度の装備で十分だが、あえて重い荷物で縦走訓練する。
以下は私の装備である。前回は10kg程度だったので少し重くした。
事前に計量したら14.5kgになった。

装備:どら焼き1,あんこ入り饅頭1、カレーパン1、あんぱん1
   アルファ米(わかめごはん)、みかん入りゼリー、スティックコーヒー
   準備水分/ペットボトル500mlお茶2本(爽健美茶)、水500ml2本。
   途中購入/ペットボトル500mlお茶3本、スコール500ml1本、水500ml一本
   行動食/ウイダーinゼリー3パック(すべてカロリー補給300kcal)、カロリーメイト
   その他/チョコレート1箱(一個29Kcal)、アメ一袋
   1人用テント(モンベルクロノスドームⅠ型)
   ロールマット(エアー注入型)、シュラフ(1kg)
   コッヘル、バーナー、シェラカップ、250mlボンベ
服装:レインウェア上下。(ゴアテックス製)防寒を兼ねる
   速乾Tシャツ(L.L.bean) ← 着替えを省略
   ワークシャツ(ユニクロ) ←赤色の半袖シャツ
   登山用パンツ(ミズノ)← 伸縮性のパンツ
   帽子(キャップタイプ)
   タオルマフラー(愛媛県製)
   替えの靴下1足
   手袋(自衛隊使用)
   ネッカチーフ
   軽登山靴(シリオP.F.302)
   アークテリクス(ザック容量55L)
通信:ラジオ 1台(単三電池2)←  天気予報など
   ICボイスレコーダー(単4電池1)← 記録用
   携帯電話(ドコモ) ← メイン使用
   スマートフォン ← 情報収集用
   非常用バッテリー(マルチ対応)
   GPSロガー(単三電池1)
地図:地図(神戸市発行の六甲縦走の地図)
   コンパス(シルバNo.3)
薬 :サロメチール(筋肉痛対策)
  :救急用絆創膏 4枚
  :キズ消毒薬
備品:コースタイム表(自作A4サイズを折りたたんで使用)
   ペン
   上記を入れるチャック付ポリ袋(100円shop)
   デジタルカメラ1台(CASIO EXILIM)
   濡れティッシュ1
   ヘッドランプ1(単4電池3)
   予備の電池(単4電池4、単三電池2)
   腕時計(カシオプロトレック)← 高度計使用
   財布・定期
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今回の活動は屋久島キャンプのための事前訓練だ。
スカウト4名にリーダー2名の合計6名のパーティとなった。


0505 千里中央

0540 梅田(阪急神戸線)

0624 高速神戸(山陽電鉄)

0640 須磨浦公園

片道1,060円。前回よりも1時間早い出発くなったが、荷物を重くしたためペースは落ちるかもしれない。

0650 須磨浦公園

1960歩。快晴 だ。ついてるやん。
須磨浦公園駅で下車する客は私たちだけ。ホームにトイレがあるので用を足して、軽く準備運動をする。元気なうちに記念撮影しておこうか。私はこれで4回目となる全山縦走。
前回参加したスカウトが2名いるのでルートで迷うことはないだろう。

07:26 旗振茶屋(歩行2km)

少しゆっくりペースだ。景色が良い。そして、気分も良い。

07:42 鉄拐山(2.9km)

眺望はないが、全員よいペースで歩いている。天気が良いので歩きやすい。

0753おらが茶屋

高倉台の石標があるところだ。周囲の景色が素晴らしい。
六甲全山縦走の地図をみながら、これからのコースをチェックする。

0800 大丸ピーコック

スカウトが食料を一部補充したいというので立ち寄った。
10分ほどしてから出発。高倉台を抜けて国道を跨ぐと、第一の難関と呼ばれる400段の階段だ。
スカウト達は15kgの荷物を担いでいるが元気に上っていく。

08:30 栂尾山(274m)

ハアハアいいながら展望台に到着。景色がすばらしい。汗が噴き出る。

0840 出発

0853 横尾山(標高312m) (歩行6.7km) 

前は油断して道を間違えたことを思い出した。今度は間違えない。

0913 馬の背(棒標識)

9460歩。リーダーが下りで足が痙ったとのこと。滑りやすい砂地なので危ない。
後でわかったことだが、この時すでにリーダーの足に異常を来していたかもしれない。

0927 東山

10046歩。
ここから妙法寺へ降りる。急な下り坂なので、重いザックの一歩一歩が足に堪える。
10分ほどで住宅街に入り、アスファルト道を歩く。やがて、高速道路と鉄道の陸橋の下をくぐり抜ける。

1015 妙法寺交差点(歩行10.2km)

妙法寺小学校の交差点近くのローソンに立ち寄る。全山縦走の最後のコンビニだ。水分を補給する。
気温はかなり上昇してきている。

1023 出発

さあ、高取山を目指して歩こう。
民家の中を抜けるとやがて山道に入る。標高は低いがなかなか目的地にたどり着かない。
ザックが重く肩に食い込む。ふうふういいながら登る。

1111 高取山(320m) (歩行12.0km)

16310歩。ようやくたどり着いた。荒熊神社だ。
さあ昼食にしよう。すでに出発から4時間半が経過している。歩行距離は10km弱。前回よりザックの荷物が重いだけにキツい。水場はない。今回の私の昼ご飯はどら焼きとお餅だ。
景色はよく、いままで歩いてきた山々が一望できる。

1152 出発

1223安井茶屋

ここで水分の補給。空のペットボトルに飲料水を補給する。
猫が三匹いる。ついでにトイレ休憩。ものすごく喉が渇く。
気を取り直して鵯越駅を目指して出発する。

1235出発

1330 鵯越駅(ひよどりごえ)(歩行16.2km)

住宅街のアスファルト道を歩くこと1時間。ようやく駅に出た。
このアスファルト道は足にこたえる。トレッキングシューズではしんどい。
この駅の横を抜けて歩く。ここはエスケープポイント。
足を痛めたリーダーがエスケープするか迷ったが、いけそうだということで続行。

1423 菊水山の登山口

30分ほど歩くと、ゲートの手前に水場があるのが見える。
冷たくて気持ちがいい!
しばらく、緩い登坂を進むと、ハイカーの休憩所にたどり着く。
さあ、ここから第2の難関。いよいよ菊水山の階段だ。

1432 菊水山にむけて出発

さあ、菊水山へ行こう!

1504 菊水山(459m) (歩行19.5km)

27900歩。苦しい…。もう、あかん。やっぱりこの階段あかんわ。太ももが震える。
スカウト達は先に行っている。姿がみえん。あいつら元気やなあ。
やがて、山頂に到着!
先頭のスカウトは私より20分は早く着いたらしい。

菊水山の上りは厳しい。
バテバテだ。みんな順に到着したが、もう1人のリーダーが来ない。
しばらくして、スカウトが支援のために降りていった。どうやら、リーダーが膝を痛めたらしく思うように登れなくなっているとのこと。急きょ、荷物を持って上がり、リーダーの到着を待って、荷物を分担して持つことにした。

1600 出発

スカウト達はみんな冷静に行動できている。素晴らしい。
トラブルがあったため出発が遅れたが、リーダーがなんとか歩けるのでホッとした。
ところが、下りの階段では一歩一歩でないと降りられない。
足が動かなくなっている! そこで、両足マッサージをすることにした。
20分ほどマッサージしていると、足が動くようになった。

1730 天王吊橋(歩行20.8km)

1時間30分かかったが、予定しているキャンプ場まではゆっくりでもかまわない。
しかし、この先にはつらい鍋蓋山への上りが待っている。

1811 鍋蓋山(487m) (歩行21.9km)

ようやくたどり着いた。距離が長い。とにかく長く感じる。いつもそうだ。
出発から歩行距離は20kmを超えている。重いザックがつらいし、膝にくる。

1900大竜寺(山門前) (歩行23.5km)

あたりはすでに暗くなっている。日没は6時50分くらいか。
まだ、ほんのりと道は見えるが全員がヘッドランプをつけて歩く。ホウホウとフクロウが鳴く声が聞こえる。人数が少ないと寂しいが、6人もいると賑やかだ。
自販機コーナーで水分を補給する。前回、市ヶ原の自販機は午後6時30分に停止するとの情報を得たためだ。

1945 市ヶ原(茶屋前) (歩行24.5km)

34960歩。無事到着。良かった。
すでに、3パーティがテントを張っていた。1つのパーティでは、若者たちが大声で歌を歌ってる。

河川敷なので石がゴロゴロしている。砂地を見つけて1人用テントを張る。
みんな手慣れている。10分ほどで設営完了した。やっぱり、経験やな。

茶屋まで歩いて数分。トイレと自動販売機がある。
ところがである。自販機は稼働していた!

2030 夕食

スカウト達の食事は豪勢だ。
ご飯を炊いたり、カップ麺、アルファ米、缶詰、豚汁など。これが楽しみ。

いろいろアクシデントがあったが、すべて切り抜けた。
リーダーもかなり体力を回復したものの、右膝はかなり痛いようだ。

スカウト達は、わいわいがやがや楽しそうに飯を食べている。
みんな元気だ。これから、ラジオ番組に曲をリクエストするという。

横になったらすぐに爆睡しそうな身体の疲れを感じる。
お先にと声をかけて、寝ることにする。川で手と顔を洗う。

2100 就寝

寒くはない。乾いたTシャツに着替えて寝た。靴下も脱ぐ。
いつ眠ったのかわからない。

二日目につづく…。

感想

[1] ザックを背負ってのハイクはペースがかなり遅くなる。
[2] 足の補助のためにテーピングを持参すればよかった。次回からは持って行こう。
[3] 水分補給は、公園などの水道を上手くつかえば良いだろう。
[4] 市ヶ原でキャンプをしたのは正解。自販機は使える。

スカウト活動
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