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救急章

細目 べんちゃーな?コメント
(1)ボーイスカウト救急法講習会、または、日本赤十字社の行う救急法救急員養成講習会を終了する。
(2)電話で救急車を要請する時の通話の仕方を実演するか、説明できる。
(3)隊の救急箱を整備するとともに、キャンプでの救護係を通算3日以上担当した経験を有すること。
<参考>
ボーイスカウト救急法講習会細目
  1. 救急処置についてどのような手順で行えばよいか、特に救命処置の意味とその3大処置について説明できる。
  2. マウス・ツー・マウスによる呼気蘇生法が正しく実演できる。
  3. 大出血の場合、3通りの異なった止血法を説明し、上腕および大腿での止血がそれぞれ実演できる。
  4. ショック前状態の応急処置ができる。
  5. 次の事項について説明し、その応急処置を知る。
    1)食中毒  2)CO中毒
  6. 熱射病について説明し、その応急処置を知る。
  7. 次の部位の骨折患者に対し、創意と工夫で正しい応急処置ができる。
    1)鎖骨 2)上腕 3)下腿 4)示指
  8. 創の応急処置のしかたを説明し、指のきりきずの手当てを行うことができる。
  9. 日常遭遇しやすい次のような場合、身近なものを用いて応急処置ができる。
    1)鼻血 2)手首、足首の捻挫 3)四肢の打撲 4)目のちり 5)やけど
  10. 1人で人を運ぶ法、2人で運ぶ法をそれぞれ3通り以上実演できる。
1および3の項目を混同するスカウトが多いようです。項目2は水泳章の訓練の時にも実施しておくと一石二鳥。項目5の食中毒は炊事章とセットで学習すると効果的。熱射病の項目は、熱中症対策を重点的に指導するようにしています。そのほうがスカウト個人の健康安全対策にもつながるからです。当団では、三角巾の使い方包帯法はくどいほど指導しております。自分で自分を守るための技術は将来も役に立つはず。また、項目8で意外と盲点なのが「やけど」です。ひどいやけどになれば命にもかかわってくるからです。実際に20団スカウトが「やけど」に遭遇して、救急車を手配したことがありますが、そのときの処置がよかったのでお医者さんにほめられたことがあります。野外においても熱いお湯をひっくり返して「やけど」するというアクシデントもあるかもしれません。

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