コンパスにも味がある

20年来使っているコンパスがある。

 

シルバコンパスNo3。

私が、まがりなりにもボーイ隊の隊長になったがゆえに持つことになったもの。

 

シルバ?それともシルバー?

見た目は透明なのになんで銀色なんやろ。

 

ま、そう思うわな。普通の人は。←僕も最初はそう思った

ところが、シルバというのはSILVAと書く。

ラテン語で森という意味だ。←へー。というリアクションだった。

 

スウェーデンのSILVA企業が発明したオイルで封印された磁石を利用した方位測定機。

今はGPSが中心だが、まだまだ世界ではコンパスが使われている。

アウトドアマンというより登山する人なら必ず持っていたいグッズといわれる。

いろいろなバージョンがあるが、ボーイスカウトでは、シルバコンパスNo3が中心だ。

 

私は登山やハイキングに行くときは、ザックにぶら下げている。

たまに、すれ違う人がおなじようにコンパスをつけているのをみると、おっ、やるな。

っていう感じになる。キーフォルダーについているような磁石ではダメなのだ。

 

スカウトたちにも教えるが、面白さがなかなか伝わらない。

地図とコンパスを利用して、現在位置を特定する方法なんて、けっこう面白いんだがな。

それに道に迷ったときに役立つスキルだ。ずいぶん助かった経験がある。

 

最近、このコンパスが弱ってきた。そろそろ買い換える時期が来たのかもしれない。

ボーイスカウトに入らなければ、持つことのなかったグッズだ。大切にしよう。

 

スカウトは質素である。

 

弥栄

 

 

 

 

管理人のひとり言
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