大集会で思うこと

スカウト活動

先日の大集会。ジャンボリーではスカウト達が一番楽しみにしているイベントである。本番なら1万人を超えるスカウト達が集まってお祭りを楽しむ。
いろんな出し物がある。都道府県対抗であったり、スカウト技能の一番章を競ったり。日頃の活動の成果をみんなの前で遺憾なく発揮する場所でもある。

今回の分散開催では規模こそ150人程度と少ないけれども、ほくせつ地区のスカウト達は大盛り上がりであった。全部で18班も参加してそれぞれ自慢大会をした。歌あり踊りあり。はたまた縄跳びまであった。

もう、どんなことを言っても盛り上がる。大人の目から見るとそんなに面白いのかなと思うんだけれども、スカウトたちはお構いなし。面白いものは面白いのである。
たとえどんなにつまらなさそうに見えることでも全員が参加するから楽しくなるのである。誰も恥ずかしがらないし、誰も尻込みしていない。大声を上げて大集会に参加する。

そんなスカウトたちの姿を見ていると何かいいなぁと思う。会場が一体となって純粋にイベントを楽しもうとする。前向きな気持ちの集合体だな。

最終回が終わったとき、小学生から中学生まで全世代が口々に楽しかった楽しかったと言っていた。本来はいつも通りの大規模なジャンボリーに参加できる世代。コロナのために分散開催になってしまったミニジャンボリーを心配していたが、そんなことはお構いなし。とにかく楽しかったのである。
みんな叫びすぎて声が枯れていたな。
こんな思いを共有するから、スカウトは楽しいと思うのだろう。

スカウト同士は団が違っていたとしても、すぐに友達になって話し始める。最初から垣根なんかない。こういう世界で活動できるってことは素晴らしい。

弥栄

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