かつて、無人島でキャンプをしたことがある。
誰もが一度は憧れる無人島生活。
スカウトたちは冒険の気持ちだけが先行するが、具体的なイメージはないな。
とにかく誰もいない島でキャンプしてみたい。
そんな気持ちで無人島へ渡った。
最初に、なにする?
テントを立てる。たちカマドを作る。
まあ、そんな順番だ。
水は限られているから大切に使わないといけない。
一人当たり4Lくらいだったかな。水って重い。
食材もクーラーボックスに満載。
でも冷やすにも限度があるから、メニューも考えないといけない。
一泊くらいだったら、まあ、なんとかなるね。
これが連泊となるとそうはいかない。
それに、落ち着いたらすることがないからね。ヒマをもてあます。
だが、することがないからといって勉強するスカウトはいなかったな。
なにしてたんだろう?
まさに備えよ常に。の連続だ。
無人島生活は、工夫次第で普段の生活でも体験できる。
考える。という生活。
この夏もスカウトたちといっしょに考えながらキャンプしたいね。
弥栄