野外料理で天ぷら

管理人のひとり言

この時期。どうしても食欲がわかないことがある。
また、食材も気を抜いたらすぐに傷んでしまう。

そんなときに、炊事章が開催されたことがある。
炊事章はスカウトなら必ず取りたい章である。

アウトドアでは料理は大切なイベントである。
料理がまずかったり、栄養のバランスが悪かったりすると、活動にも支障がでるもの。

炊事章の考査では実際に調理する。制限時間は2時間。片付けも含んだ時間だ。
ご飯を炊いて、調理する。ワンバーナークッキング。調理中は口を出してはいけない。
黙々と調理する。その様子を審査員が見る。
季節の野菜を採用してるかとかね。炊事章の審査員はそんなことも考慮している。

私は審査員ではないが、スカウトたちがどんな料理を作るのかは興味がある。
スカウトたちが調理している場所をウロウロ回っては観察している。

そんななか、あるスカウトが油を温めていた。
えっ、なにするの?もしかして、

天ぷら?

そう、彼は野菜の天ぷらを作っていたのである。
予想を上回るメニューである。
しかも、調理が終わったあと油の処理まで完璧にこなしていた。
やるなあ。

調理のできるスカウトが一人いると、その班はラッキーだな。
一度、覚えたら一生役に立つスキルだ。

やっぱり炊事章は取っておきたいね。

弥栄

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