マラソン奉仕にいって思うこと

昨日、大阪国際女子マラソンの奉仕に行ってきました。

たくさんの人がボランティアで参加しています。

 

今回10年ぶりぐらいの参加になるかなあ。

豊中20団が担当したエリアは長居公園の南東のところ。トイレの近く。

ほとんどの沿道は白いテープで制限されているけど、我々が担当した場所は道路を渡るためのポイントになっています。

 

その場所の責任者である審査員の方と一緒に観客整理。とても親切な方です。

12時10分スタートで、先頭集団は12時15分過ぎにはやってきました。

フルマラソンの先頭グループです。あっという間に過ぎ去っていきました。

そこから約1時間後。今度は逆方向からハーフマラソンのグループがやってきます。

ハーフマラソンだから約20 km。我々のポイントはスタートから17 km ぐらいの地点になります。

みんな息を切らしてゼーゼー言いながら走っています。

 

1時から2時の間に約6000人が通過しました。

その間、通行人を向こう側に渡さなければいけません。

まぁこれが大変なこと。

 

ランナーの合間を縫って審査員が合図して向こう側に渡っていただきます。

6000人となるとランナーの切れ目もなくなかなかチャンスがやって来ません。

基本はランナーの安全優先。

100人くらいは道路横断を誘導したかな。

 

私の隣には観客のおじいさんがいて、あれこれと昔の思い出話をしながらランナーたちを見守っていました。

するとバタバタしている私の横で

 

あんたがボランティアでやってるのにあの通行人たちはお礼の一つも言わないんやな。

あんたもお礼を言われたいとは思ってへんやろけど、どいつもこいつも頭のひとつも下げんとはな。情けない。

 

と、憤慨していました。

 

確かに言われてみれば、通行人は時には鬱陶しい目つきで私達を見るし、礼なんかする気はさらさらなさそう。

まあそんなもんかなと思っていたら、高校生らしき男の子が隣を通り過ぎる時にありがとうございましたと

頭を下げて去っていきました。

 

「スカウトは感謝の心を持つ。」

 

スカウトのおきてを思い出した。

 

大人になってもその心を忘れんといてね。

 

 

 

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